手作りアクセサリーを作る~パールとビーズのネックレスの作り方~
不動の人気を誇るパールのネックレスをビーズを組み合わせる事によって、より綺麗でお洒落にしちゃう作り方をご紹介します。
卒業式や入学式、結婚式やパーティーなど、一つ持っていると便利なアクセサリーがパールのネックレスですよね。
本物が欲しいけど…フェイクでも結構高いし…なんて考えているあなた!自分で簡単に作れるんですよ~(*^^*)
今回のパールネックレスは、ビーズを使う事によって、よりフォーマルなシーンに合わせられます。
もちろんプレゼントとしても喜ばれますよ!それでは作り方を説明しますね。
目次
●パールとビーズのネックレス材料
今回使用した材料はこちらです。一つずつご紹介しますね。
- 大パール…7個使用しました。
- 中パール…8個使用しました。
- 小パール…8個使用しました。
- ビーズ用針…TOHO極細を使用しました。
- テグス…TOHOテグス1号を使用しました。
- 雫ビーズ…12×6mmを6個使用しました。
- ボタンビーズ…4mmをしようしました。
- 丸大ビーズ…TOHO丸大ビーズです。
- 丸小ビーズ…TOHO丸小ビーズです。
今回の材料も楽天とAmazonでほとんどが購入出来ます。私は問屋さんで仕入れているので単価は安いけど量が多いので、ちょっと作りたい方や初めての方は、楽天などで十分だと思います。
大・中・小のパールは、アクセサリーキッドを購入した時に入っていたものを使用しています。(以前作ったアクセサリーの残り物です)
ビーズ用の針は太さによってテグスが入らない物もあります。この極細はTOHOテグス2号は入らないです。
雫ビーズ・ボタンビーズは問屋さんで購入しましたが、楽天などでも売っています。
TOHOのビーズ用品は楽天やAmazonで購入できます。丸大とか丸小のNo.101(カラー)という感じで販売されています。
●必要な金具や工具
アクセサリー作りで何度もお伝えしている金具や道具ですが、改めて説明していきますね。
- 丸カン…アクセサリー作りで一番使う金具です。
- つぶし玉…テグスやワイヤーなどのエンド金具として使用します。
- ボールチップ…つぶし玉とセットで使います。
- アジャスター…ネックレスやブレスレットなどの留め金具です。
- カニカン…留め金具の相方?です。
- 工具類…左端からニッパー・平ヤットコ・丸ヤットコです。
丸カン・アジャスター・カニカンはアクセサリーキッドに入っている事がおおいです。単品でも購入出来ます。
つぶし玉とボールチップの使い方は、作り方の中で説明していきますね。
今回ニッパーは使用していませんが、平ヤットコと丸ヤットコは丸カンの開け閉めなどに使用します。
●動画で作り方を見てみよう!
最初に動画を見て頂いて、細かい部分などを説明していきますね。
だいぶはしょっていたので分かりにくい部分があったと思います^^;順に説明しますね。
●パールとビーズのネックレス作り方
今回作ったネックレスが上の写真になります。では、作り方を説明してきましょう!
1.大パールのパターン
通常のネックレスは女性の物だと40cmか45cmが多いと思います。今回のネックレスは40cmのものです。
- テグスを160cmぐらいで切って、真ん中より少し右を長めにした位置にストッパービーズをつけます。
- 大パールを通します。
- ボタンビーズ1つ、雫ビーズ1つ、ボタンビーズ2つの順に通します。
- 一番上のボタンビーズを一つ残して、下からボタンビーズ・雫ビーズ・ボタンビーズと3つ拾います。
- テグスを締めながら左に寄せます。
- このパターンを全部で7個作ります。
動画で最初のパターンの画像が切れていて分かりにくかったと思うのですが、補足も含め説明しますね。
テグスを長くして通していくので、絡まりに注意しましょう。(何度も絡まるとテグスにビーズが通しにくくなります)
大パールが重いので、下にズルズル落ちてしまう場合は、テーブルに置いてやってみるといいですよ!
ビーズを通すだけでは緩くなってしまうので、下からすくうことが多いです。これによって形が整うというのもあるようです。
テグスが切れないように丁寧に寄せてください。私の場合は先に大パールのパターンを作ってしまうのですが、大パールのパターンを半分だけやっていくやり方もあります。
7個目のパールの後はパターンが変わります。
2.中パールのパターン
最後の大パールを通した後のパターンを説明しますね。
- 丸大ビーズを2つ通します。
- 下のビーズに下から拾います。
- ボタンビーズ1つと丸大ビーズ2つを通します。
- 大パールの上から下に通します。
- 大パールの下のボタンビーズの下から拾って大パールに通します。
- 左の丸大ビーズに通します。
- ボタンビーズ1つと丸大ビーズ2つを通します。
- 下のボタンビーズに通します。
- その下の丸大ビーズ2つに通します。
- ボタンビーズから上の丸大ビーズに通します。
- 中パールと丸大ビーズを2つ通して、同じパターンを4つ作ります。
ここからパターンが変わるので、大パールの後は丸大ビーズ2つを通して、下の大パールとボタンビーズに通しますが、これは大パールが重いので最初だけやります。(中パール以降は丸大ビーズまで戻れば大丈夫です)
大パールの上に丸大ビーズが2つ並んでいる形から先が繰り返しの作業になります。
7~10の作業をすることで形が整います。面倒なようですが、パターンなので2つぐらい出来るとスラスラ出来るようになります。
最後の中パールを通したら、またパターンが変わります。
3.小パールのパターン
最後の中パールを通した後は、丸大ビーズを3つ通し下の2つをすくって通し、残りの1つは最後に通します。それから小パールのパターンに入ります。
- 小パールを通したら、丸大ビーズ・丸小ビーズ・丸大ビーズの順に通します。
- このパターンを4つ作ります。
- 最後のビーズを通したら、一番上を残して下にテグスを通して中パールの手前で一番上まで戻ります。
- 最後のビーズは下からすくいテグスを通して留めておきます。
- ストッパービーズを外し、右側と同じようにパールとビーズを繋いでいきます。
ここからは、パールとビーズを通すだけです。
このままだと緩むので、一度中パールの下までテグスを通して戻ることで固定し、ほどけにくくなります。
最初につけたストッパーを外し、残しておいたテグスに針をつけて右側と同じようにパールとビーズを繋いでいけば、後は金具をつけるだけになります。
●金具のつけ方
パールとビーズのネックレスももうすぐ完成ですね!では、金具の付け方を説明しますね。
- ボールチップを縫い付けます。
- つぶし玉を通して、ボールチップの中で潰します。
- つぶし玉のところでテグスを切り、ボールチップを閉めます。
- ボールチップの先端を丸めます。
- 丸カンを開いてアジャスターを入れ、丸カンを閉じます。
- 反対側にもボールチップを縫い付け、同じ要領でボールチップを閉じ、先端を丸めます。
- 丸カンでカニカンをつけます。
ボールチップを縫い付ける時は、下の丸大ビーズとボールチップを3回ぐらい縫えば大丈夫です。
つぶし玉を潰す時は、ボールチップの中に収まるようにします。ボールチップとつぶし玉の間が空いていると丸める金具の部分にはみ出してしまったりするので注意しましょう。
ボールチップを閉める時は、丸と丸が合うように平ヤットコでキチンと閉めましょう。
ボールチップの先端を丸める時は、丸ヤットコを手のひらを上になるよにに持ち、手のひらを返すように手前に丸めるとやりやすいです。
カニカンの開け閉めには丸ヤットコと平ヤットコを使って、前後にズラして開いたり閉じたりするとやりやすくて綺麗に出来ます。
これでパールとビーズのネックレスの完成ですヽ(=´▽`=)ノお疲れ様でした!
●まとめ
今回のパールとビーズのネックレスはいかがでしたか?ちょっと面倒でしたか?では、おさらいをしましょう。
- テグスの真ん中より少し右寄りにストッパーをつけます。
- 大パールと丸大ビーズで最初のパターンを7個作ります。
- 大パールの最後はパターンが変わるので間違えないようにしましょう。
- 中パールと丸大ビースをつけたら、ボタンビーズと丸大ビーズを使ったパターンを4つ作ります。
- 中パールの最後を通したら、またパターンが変わるので気をつけましょう。
- 小パールは丸大ビーズと丸小ビーズを通すだけです。
- ストッパーを外して左側も同じように作ります。
- 左右に金具をつけたら完成です。
最初は分かりにくくて間違えてしまう事もあると思いますが、私はテグスを何メートルも無駄にしたぐらい、何回も失敗しましたよ^^;
ですから、慣れるまでは各パターンを短いテグスで練習してみるといいですよ!私も一つのパターンを何度も練習してこのデザインを作ることが出来るようになったんです(*^^*)
プレゼントにも喜ばれるパールのネックレスですから、お母さんやお友達の為に作ってみてはいかがでしょうか?
初心者さんでも慣れればすぐに出来るようになりますので、是非チャレンジしてみてくださいね(#^.^#)
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